考察 ·
採用ブランディング撮影で伝えるべきもの
採用サイトの写真というと、笑顔で並んだ集合写真や、明るいオフィス風景を思い浮かべるかもしれません。 けれど、求職者が本当に見ているのは、もっと別のところです。
求職者は「空気」を見ている
応募を迷っている人が知りたいのは、待遇や事業内容だけではありません。
- ここで働く人は、どんな表情をしているか
- チームの関係性は、どんな空気か
- 自分がこの中にいる姿を、想像できるか
つくり込んだ笑顔よりも、ふとした瞬間の自然な表情のほうが、こうした「空気」を雄弁に語ります。
「演出された風景」では伝わらない
採用広報でありがちなのが、演出されすぎた写真です。 全員がカメラ目線で笑う一枚は、整っているようで、かえって距離を生みます。 求職者は敏感です。「作られた感じ」を見抜き、リアルな職場像が見えないと、応募の一歩を踏み出せません。
撮影で大切にしていること
採用ブランディング撮影で私が大切にしているのは、撮られ慣れていない社員の緊張をほどくことです。
- 撮影前に短い雑談で場の空気をゆるめる
- 「いい顔」を強制せず、自然に表れた瞬間を待つ
- 働く手元・横顔・雑談・真剣な眼差しを、等しい重さで撮る
15,000 人以上を撮ってきて確信しているのは、場のリラックスこそが、その人らしい表情を生むということです。
伝えるべきは「入社後の実感」
採用ブランディング撮影のゴールは、「この会社で働く自分」を求職者が想像できることです。 そのために必要なのは、きれいな写真ではなく、空気と感情が伝わる写真。 企業文化・働く人・仕事の現場を、ブランドのトーンで一貫して設計します。
まとめ
- 求職者は「働く人の表情」と「会社の空気」を見ている
- 演出されすぎた写真は、かえって距離を生む
- 緊張をほどき、自然な表情を撮ることが、採用ブランディングの核
採用ブランディング撮影は Corporate Branding、 撮影設計のご相談は Discovery Session(60分)からどうぞ。
← Journal 一覧に戻る